重度歯周炎 - 50代男性

重度歯周炎 - 50代男性

初診

50代男性です。しっかりと咬めない、また冷たいものがしみる症状がありました。

左下奥歯には大きな虫歯があり、前の歯が抜けてそのままだったため、前に傾いてきています。空隙が大きく、ものが詰まりやすい状態でしっかりと咬めるようになりたいと希望され来院されました。

初診

治療計画

歯周囲に歯石が多く見られ、初期治療による歯石除去の後、矯正治療にて歯の傾きの改善を図りました。

歯が前方に傾いた状態

歯が前方に傾いた状態

矯正により傾きを改善

矯正により傾きを改善

矯正治療後に仮歯を装着しました。この段階で咬めるようになりましたが、歯肉の凹みや歯肉が弱い部位があり、この状態で最終補綴を行うとブラッシングが難しく、虫歯や歯周病が再発する可能性が高いです。

咬める状態ではあるが歯肉の状態が不十分

咬める状態ではあるが歯肉の状態が不十分

レントゲン写真

咬める状態ではあるが歯肉の状態が不十分

そのため歯周外科処置により歯肉の強化を実施しました。

歯肉の移植

歯肉の移植

歯周外科処置後、5ヶ月の状態です。歯周囲に抵抗性のある歯肉を獲得し、凹みも改善しました。
同じ大きさの歯間ブラシが使用でき、患者さんによる清掃が行いやすい状態へと改善できました。

5ヶ月後

5ヶ月後

最終補綴物の装着

最終補綴物の装着時です。咬み合わせも良好で、清掃しやすい環境が整っています。

より治療結果が長持ちするためのは清掃しやすい環境と咬み合わせの安定がとても大切です。

最終補綴物の装着
最終補綴物の装着

最終補綴装着後5年

5年後の状態です。

歯肉の退縮もなく、咬み合わせも安定した状態です。

最終補綴装着後5年