「嬉かったこと」

先日いらっしゃった、ある患者さんの話です。

歯周病がかなり進行してしまった40代の方でした。歯科にかかるのは20年以上ぶりとのことでとても緊張されていたそうです。その、長い年月をかけてためた汚れを段階的にきれいにしていく予定をたてました。

まず、初回は歯肉から上の見えている部分のみクリーニングさせていただきました。1時間ほどかかりましたので初回から疲れさせてしまったかな？と少し心配しましたが、終わったあとに鏡を見ていただいたところ目を輝かせて
「感動しました、ありがとうございました」
と言っていただきました。

その後ブラッシングの練習を一緒にさせていただいてお帰りいただきました。
とても気持ちのこもった「ありがとう」を言っていただいたことに、ただ単純に嬉しかったです。

次の回にいらしたその患者さんのお口の中を見て、さらに嬉しい気持ちに！
みちがえるほど、上手にブラッシングされている状況を見て、「この方は真剣にご自分のお口の中の環境をよくしたいと思っているんだな」と強く感じました。

きっとこれから長いお付き合いが続くと思いますが、衛生士として全力でサポートしたいと思いました。

という、とりとめもない私の嬉しかった話にお付き合いいただきましてありがとうございました(^-^)

そのお礼に、上野動物園で出会った
小枝で歯のケアをがんばるゴリ君をみていただいて終わりにします(*^^*)

衛生士とうもろこし