一生自分の歯で・・・

「8020運動」 この言葉は多くの方がご存知かと思います。80才で20本の歯

を残そうという運動です。下の表が昭和62年からの推移です。

20本以上の歯を有する人の割合

 

各年代とも年々割合は大きくなってきています。その理由には歯に対する意識の向

上、治療の技術、材料の進歩などが考えられます。

歯を失う原因のトップは歯周病です。あと虫歯と事故などの外傷があります。

歯周病は骨が溶ける病気。前にも書きましたが全身疾患との関わりも強く厄介な病気

の1つです。また成人の5人のうち4人は程度の差こそあれ、歯周病と言われていま

す。

しかし、歯周治療の進歩により多くのことが改善できるようになりました。

大事なことは「早期発見、早期治療」、そして進行した場合は、その状態に応じた徹

底した治療を受けることです。できるなら一生自分の歯で食事したいものですね。

 

院長

 

 

 

投稿日:2012年9月5日  カテゴリ:歯の大切さ