努力

物心がついた頃から「努力」という言葉は耳にしてきたかもしれません。

振り返ると幼少の頃はそれが「努力」とは意識していなくても、“頑張って何

かをできるようになりたい”という気持ちはあったと思います。その頃は「何

かできるようになる」あるいは「何かがわかる」と家族や周りの人から「頑

張ったね」など本人がわかるように教わってきました。

では、成長して社会人になるとどうでしょうか。プライベートはさておき、仕

事という場では、「努力して当然」として認識されているでしょう。そしてそ

の結果は数字として客観的に評価され、場合によっては本人の意識とは違うこ

ともあるかもしれません。

今朝の日本経済新聞にイチロー選手の言葉が掲載されていました。

 

努力をすれば報われると本人が思っているなら残念だ。それは第3者が思う

こと。本人が努力だと認識しているような努力ではなく、第3者が見ていると

努力に見えるが本人にとっては全くそうでないという状態になくてはならな

い。

 

とても自分に厳しいイチロー選手らしい言葉だと思いますが、スポーツであ

れ、仕事であれプロフェッショナルならば必要な意識だと感じました。私たち

医療従事者は「患者さん」が対象です。患者さんのために1日1日それぞれのス

タイルで努力し、向上しなければと思います。

 

今日は「たこ焼き」築地銀だこです。

外はカリッ、中はとろっ でなかなか美味い。

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院長

投稿日:2013年2月13日  カテゴリ:おすすめ, 研修会